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高野慎三 著
ISBN 4-89289-119-3
A5判並製・200頁
〜二度と戻れぬ風景への旅〜
宿場に馳せる思い。
それは人を郷愁へと誘う。
「本書に収めた写真の大半は、1960年代後半から70年代後半にかけてのほぼ十年間に撮影されたものである。ほとんどが街道風景、宿場風景に限定されているが、とくに記録しておきたいという強い思いがあったわけではない。そのころから二十年、三十年が瞬く間に過ぎ去った。その間も、同じ街道や宿場跡を二度三度と訪ねたのだが、訪ねるたびに景観が少しずつ変貌していく事実に気がついた。ことに80年代を過ぎての変貌は著しかった。高度資本主義の結果である。
街道探訪は、つげ義春さんと出会う前から独自に始めていたのであるが、本書は、間違いなく、つげさんとの「語らい」から始まった「共同研究」の成果であると思っている。」(あとがきより)
犬目宿、御堂垣外宿、郷原宿、御代宿、奈良井宿、妻籠宿、台が原宿、駒飼宿、追分宿、小田井宿、岩村田宿、長久保宿、番場宿、勢至堂宿、須川宿など、三十〜四十年前の宿跡三十数カ所を訪ねた写真集。