Last Modified: 02/24/2003
データ(情宣ビラ) 一覧に戻る パウエル米国務長官来日弾劾!
本日(22日)夕刻にアメリカ合衆国のパウエル国務長官が緊急に来日します。その後、パウエル長官は中国、韓国に連続して訪れることになっています。このパウエル長官の来日は、アメリカの東アジアにおける「対イラク侵略戦争の合意取り付け行脚」の一貫として行われるものであることは明白です。
アメリカは現在、国連を舞台にした国際社会においても、その不当な対イラク戦争策動を批判されています。アメリカは、国連安全保障理事国のうち、フランス、ドイ
ツには戦争協力を拒否され、中国には態度を曖昧にされたまま、国連での「戦争決議」 を行うことができないでいます。
その背景に、ベトナム反戦運動を超える規模の国際的な反戦運動の爆発的な広がりを見ないわけにはいきません。世界で1000万を超える多くの人びとの反戦運動の爆発は、アメリカ国家の単独行動主義と石油利権絡みの汚いやり方を批判し、またこのアメリカ国家を支持し、あるいは批判できない諸国家の在り方についても厳しく批判するものにほかなりません。ここ日本においても、イラク民衆の大量殺戮をもたらす、巨大資本の利益を代弁するものでしかない汚い戦争に反対して、数多くの反戦集会・デモが行われており、こうした戦争反対の運動は大きくなっています。
その一方で私たちは、イラクの政治体制がフセイン独裁政権のもとにあることを認識し、自由を認めないこの政権に反対します。フセイン政権の民衆に対する苛烈な抑圧や、サリンなどを用いたクルド民族への虐殺行為、また宗教的少数者、政治的な反対派への不当な弾圧を私たちは許すことはできません。しかし今アメリカが無理矢理行おうとしている戦争が、まず第一にイラク民衆の大量殺戮を意味することは明らかです。アメリカは湾岸戦争以降も独裁政権を打倒すると呼号しながらイラク空爆を繰り返し、何度も何度もイラク民衆を虐殺してきたのです。
日本政府は、イラク攻撃を容認する国連新決議案を積極的に支持してきましたが、今回のパウエル来日を契機として、さらに積極的な民衆虐殺戦争の推進者になろうとしています。また、パウエル長官はすでに中国に対してもこの新決議案への支持と協力を求めることを自ら明らかにしています。アメリカは、何が何でもイラクを侵略するための国連決議の布石として、国連の外で一部国家間の取り決めを行おうと動き出しているのです。
日本の世論では80%以上の多くの人たちが対イラク戦争に反対しています。それにもかかわらず日本の原口国連大使はアメリカの武力攻撃決議案を積極的に支持し、さらには諸外国に対してもこれに同調するよう国連の会議で求めるありさまです。小泉首相も川口外相も「平和解決が前提だ」などと後からお茶を濁していますが、パウエル長官は戦争策動支持を求めて来日するのです。こんなふざけきった茶番劇はありません。そこには私たち民衆自身の声はいっさい反映されていません。
私たちは、戦争屋パウエルの来日そのものを、その目的もろとも弾劾します。また、アメリカの石油利権のための汚い戦争に反対するとともに、世論と分裂してでもこれを支持する米英の戦争共犯者である小泉政権を弾劾します。
パウエル来日弾劾! パウエルは戦争合意要求行脚をやめよ! 戦争屋を支持する小泉政権は即刻退陣せよ! イラクへの侵略戦争反対! 巨大資本のための大虐殺はもうたくさんだ! 2003年2月22日 パウエル来日抗議・戦争やめろ・緊急行動  |